例年10月に行っていたナイトハイク。悪天候のために延期されていた、その日がやってきました！スカウト達は高まる興奮でハイテンション。カブ隊１０名は夜８時に新宮駅を出発し、博多駅、薬院、野多目を経由して桧原運動公園まで３０キロの道のりを10時間以上かけて歩きます。今回は、スカウトのお父さん２名、お母さん２名、ベンチャー隊から１名が一緒に歩いてくれました。
歩かない保護者は、万が一に備えて車で伴走して、安全・健康面をフォロー、夜食・朝食準備など、スカウトと一緒に保護者も徹夜です。
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| 体調確認。新宮まで移動します。 |
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| 出発する頃は日も暮れて |
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| 夜食ポイント |
新宮駅で見送り、日付の変わった頃、夜食ポイントに現れたスカウト達は元気いっぱい。休憩ポイントなのに、走り回っていました。うどんをお替わりしてお腹いっぱいになって再出発。
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| 歩き続けるスカウト達と一緒に歩く保護者 |
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| チェックポイントで一休み |
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| 眠くて眠くてたまりません |
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クマスカウトは準備体操
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| 朝日も昇ってゴール間近 |
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| 初めて歩いたウサギスカウト達 |
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| やったー！ゴール！ |
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| ゴール！ |
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| 泣きながらゴール |
ゴールした後は、朝ご飯が待っています。
そして、くたくたのはずが･･･サッカー？？徹夜で３０キロ歩いたんだよ！？
一方、こちらはボーイ隊。
志賀島から15時間かかって50キロ歩いてきました。ボーイ隊はスカウトだけで歩きます。
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| ゴールが見えると走りだす |
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| ゴール前で仲間を待って |
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| 足が痛い後輩を支える先輩達 |
全員揃って、表彰式。完歩できたスカウトは喜びを実感し、リタイアしたスカウトは悔しさを胸に。
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| 完歩したスカウトへ弥栄 |
今年もいろんなドラマがありました。
二人の組長が体調不良で不参加となり、次長が組長として歩きました。ウサギスカウトは初めての徹夜と30キロの距離にくたくたになりながらゴールを目指し、シカスカウトは少し余裕をもって臨み、クマスカウトはウサギやシカスカウトを励まし、楽しませながら歩いていたそうです。
組長代理となった次長のT君が「組長が休みやなかったら、僕は次長で良かったのに」とつぶやいていました。その表情は、いつものムードメーカーの彼ではなく、10人中、経験者が３名しかいない中での、自分の役割を意識した、成長した顔をしていました。あと４ヶ月も経てばボーイ隊に上がります。十分にその資質が育っているように感じました。
今回、ボーイ隊では、途中歩けなくなってしまったスカウトがいたそうです。予定されていたペースよりも大幅に遅れ、１時間、2時間と時間が過ぎていきます。ですが、チェックポイントまで行かなければリタイアすることも出来ない。
ここでも、中学３年生の班長・次長が歩けなくなったスカウトを負ぶって、隊長の待つチェックポイントまで移動したそうです。普段は、ふざけた事ばかり口にして、暇さえあればスマートフォンを触ってる現代っ子かと思ってましたが、やる時はやるんだな、と感動させてくれました。恋人でも親友でもない後輩を夜中に負ぶって歩くなんて、誰にでも出来ることではないと思います。
そんな先輩達をみて学び、ゴール間近の最後の坂道では、体力の残っている中１スカウトが疲れ切った小6スカウトの背中を押して歩いたそうです。
ナイトハイクは、子供達の成長に役立っていると思っていましたが、子供達の限界の頑張りや行動に感動させてもらってる、私達大人の心の栄養になっているようです。
