2011年11月20日日曜日

陶芸体験

今日は
CS隊、BVS隊で
陶芸体験に行ってきました!

スカウトたちも
リーダーたちまで、
ずっと楽しみにしていました(^^)。

先生が
作り方を実演しているのを見て、
みんな夢中ムチュウ!!

そして、
みんな、
思い思いの器・造形が
つくりあがりました。

集団の子どもと言うと、
ひとりがある方向に流れると、
「ぼくもやる!わたしもやる!」と
みんな同じ向きに流れがちですが、
ここのスカウトたちは違います!

『自分は自分。』

あくまで、
みんなが、
各々、なのです。

乾燥→素焼き→施釉→本焼き

作品に出会えるのは、
暦年の数字が
ひとつ増えるころになりそう。

え、
どんなのが出来たか
知りたい…?

…それはまた、
おたのしみに。

机の上に、
バラエティ豊かな
自然体のオリジナリティが並ぶ
陶芸体験。







2011年11月1日火曜日

カブ隊隊長から

『オーバーナイトハイク』

カブ隊30kmハイク、
10月29-30日。

今回のコースは
JR今宿駅スタート
→唐津街道
→明治通り
→昭和通り
→川端商店街にて夜食

→博多駅
→県道112号
→国道385号
→外環状
→桧原運動公園ゴール

水曜、木曜日あたりから天気予報にて週末雨模様『確定』の雰囲気

土曜日当日になり…、昼頃から案の定パラつき始め…。
「このまま始めてもいいのだろうか…?」と、一番気弱だったのは隊長のぼくかもしれません。

そんな雨降りの夜に集合した、「たいちょう!」と呼ぶスカウトたちの(意外な!)元気!

スタートが近づき、いそいそと準備を始める彼らが着ていく雨具が、色とりどり!

黄色、青、白、黒、黄緑、ピンク、山吹色。
7人のスカウトたちが着る、7色のカッパ。

なんだか22団の持つ、それぞれの個性を平坦にしない雰囲気と、チームワークのよさを、そのままスカウトたちが体現してくれているみたいです。

今夜は最悪なシチュエーション。
だけど、翌朝はいい朝を迎えられているかもしれない。そんな気分に。

そして…。
彼らは、何という自然体な底力を持った子たちなのでしょう!
とうとう歩き切りました。
7人『全員一緒に』です!

到着して整列。
ゴール報告を受ける。

泣き崩れるスカウトひとり。それを見て、ひそかに泣きそうになってしまいました。
去年のこともあったし、歩いてる最中もつらかったんやねぇ。がんばったね。

7人それぞれ浮き沈みありつつも、『歩き切るぞ』という強い意志のもと、足の痛みにも耐え、濡れた身体の寒さにも耐え、最後は無言で、泣き言を言いながら、一歩一歩、明けて行く雨空の下を、まだかまだかと、近くて遠いゴールを目指しました。

みんな、よくがんばりました!
隊長として、とてもうれしく思います!

一緒に歩いてくださった、3名のお父さん方と1名のベンチャースカウトへ。
安全管理や、子どもたちの手を引いたりはげましたり、こんな天気の中でさらに大変でしたね。

サポートチームのリーダーとお母さん方へ。
チェックポイントの設置や補給、体調のケアなど、一晩中ついてきてくださってとても助かりました。

夜食・朝食チームの方々。
濡れたまま長距離を歩く身体に、雨をしのげる場所と、あたたかい食べ物がすごくありがたかったです。

20:15スタート
翌7:20ゴールの、
道のり11時間5分。

事故もケガもなく、順調に終えることができたのも、こうした大人たちが一人ひとり力を出し合って支えてくださったおかげです。
本当にありがとうございました。

またそれも、あのスカウトたちの魅力あってこそなのかな(笑)?
ステキなカブ隊、そして22団!

…でも、それにしても…
雨おとこ雨おんなは誰ですか〜??

最後に聞いた、スカウトのお父さんの言葉もうれしかったですね。
「30kmの距離を歩ききるなんて、自分の子どもながら、誇らしく思いますよ。」と。

まだ自分には父親の経験はありませんが、その一助となれて本当によかった。

今年も笑顔で終わることができました。
この道のりが、スカウトたちにとって、大人に近づく30kmでありますよう。

みなさん、おつかれさまでした。
ありがとうございました。

弥栄